
こんにちは。うにです。
韓国ドラマを見ていると、王様の側室が登場しますよね。
王様から寵愛を受ける華やかな女性として描かれることも多いですが、
「側室って、普段は何をしていたの?」
「王様が来ない日は何をしていたの?」
「朝から晩まで王様を待っていたの?」
と疑問に思ったことはありませんか?
実は、朝鮮王朝の側室は、王様を待っているだけの生活をしていたわけではありません。
宮中での決まりを守りながら、自分の身分に応じた役割を担っていました。
今回は、史実から分かる側室の制度や宮中での生活をもとに、ある側室の1日をのぞいてみましょう。
※当時の側室について、現代のような「朝8時は○○、10時は○○」という詳しい時間割が残っているわけではありません。この記事では、分かっている制度や役割をもとに、側室の生活をイメージしています。

朝――身支度を整えて1日がスタート
朝になったら、まず身支度を整えます。
髪をきれいに結い、衣服を整え、宮中で過ごす準備をします。
側室といっても、好きな服を好きなように着ていたわけではありません。
宮中では身分によって服装や振る舞いにも決まりがありました。
そして、宮中では「礼儀」もとても大切です。
王様や王妃、身分の高い女性たちに会うときには、相手の立場に合わせて、決められた作法で挨拶をします。
つまり、
「おはよう!」と普通に声をかけるだけではありません。
身分に応じた姿勢や言葉遣いなど、細かな作法があったのですよ。
午前――側室にも宮中での役割がある
「側室って、王様に呼ばれるまで部屋で待っているんじゃないの?」
そう思ってしまいますよね。
でも、実際はそれだけではありません。
朝鮮王朝の側室は「内命婦」という宮中の女性たちの身分制度に組み込まれていました。
側室には、
嬪(ビン)・貴人(クィイン)・昭儀(ソイ)・淑儀(スギ)・昭容(ソヨン)・淑容(スギョン)・昭媛(ソウォン)・淑媛(スグォン)
などの品階があります。
そして、品階によって立場や役割も違っていました。
そのため、側室によっては宮中の儀式や行事に関わったり、王妃を助けたりすることもありました。
側室=王様の恋愛相手
というだけではなかったんですね。
昼――食事も宮中の人々に支えられていた
もちろん側室も食事をします。
ただし、現代のように自分でキッチンに行って料理をする生活ではありません。
宮中には食事を作ったり、食材を準備したりする専門の人々がいました。
側室の生活も、多くの宮女や女官たちによって支えられていたのです。
ドラマで側室のそばにいつも侍女がいるのも、まったくのフィクションというわけではありません。
午後――王様に会わない時間は何をしていた?
ここが気になるところですよね。
王様が来ない日は、何をしていたのでしょう?
側室の生活を現代のような時間割で詳しく知ることはできません。
しかし、宮中では読書や刺繍など、さまざまな活動が行われていました。
また、側室にはそれぞれの身分や立場があり、宮中での人間関係もありました。
女官たちと話をしたり、自分の仕事をしたり。
もちろん、何も予定がない時間もあったでしょう。
つまり、
「王様が来ない=一日中ぼーっとしている」
というわけではありませんでした。
王様は毎日来るわけではない
韓国ドラマでは、
「今夜はどの側室のところへ行くの?」
という展開がよくありますよね。
実際、王様には複数の王妃・側室がいることがありました。
当然、すべての側室を毎日訪ねことはできません。
王様には政治の仕事があります。
臣下との会議、儀式、王室の行事など、やることはたくさんありました。
そのため、側室からすれば、
「今日は王様が来るのかな?」
と気になる日もあったでしょう。
でも、王様が来ない日も普通にあったと考えられます。
夜――突然、王様からお呼びがかかることも
そして夜。
側室にとって、少し緊張する時間だったかもしれません。
王様からお呼びがかかることがあったからです。
王様から寵愛を受けることは「承恩(スンウン)」と呼ばれ、宮女が王の寵愛を受けて側室となる場合もありました。
もし王様からお呼びがあれば、
「お側室様、王様からお呼びです」
と知らせが来ることになります。
側室にとっては、
「今夜、王様がお見えになる!」
という特別な時間です。
一方で、お呼びがなければ、そのまま自分の居所で夜を過ごします。
王様が来ない夜は?
王様からお呼びがなければ、側室は自分の部屋で過ごします。
宮中では、側室にもそれぞれ住む場所がありました。
侍女たちに身の回りの世話をしてもらいながら、一日を終えます。
ドラマのように毎晩、
「王様は誰のところへ行くの?」
と大騒ぎしていたとは限りません。
むしろ、王様に会わない時間のほうが長かった側室もいたでしょう。
子どもが生まれると生活は大きく変わる
側室にとって、王様との関係だけでなく、子どもの存在も非常に重要でした。
王子や王女を産むと、その後の立場に大きな影響を与えることがあります。
特に王子が世子になると、その母親である側室の立場も大きく変わる場合がありました。
朝鮮王朝の歴史には、側室から生まれた王子が王位につき、その母親の存在が大きく注目された例もあります。
つまり側室にとって、
「王様から寵愛されること」だけでなく、「王の子を産むこと」も人生を大きく左右する出来事だったのです。
こうして見ると、側室の1日は「王様を待つだけの1日」ではなかったことが分かります。
韓国ドラマでは、王様との恋愛や側室同士の争いが目立ちますが、実際の側室には、宮中で守るべき決まりや、それぞれの立場に応じた役割がありました。
ドラマで側室が登場したら、
「この人は何品階なんだろう?」
「今日はどんな宮中の仕事をしているんだろう?」
と考えてみると、さらに韓ドラが面白くなるかもしれませんね。
※マンガ・イラスト・画像はAIで作成し、内容は史料や歴史研究を参考に構成しています。


